2003年
高校時代の同級生である、オーナー 関谷勝氏の経営する「イタリア食堂 ACQUA MINERALE」にはたまにコーヒーを飲ませてもらいに行くのだが、2003年の年の暮れも押し迫ったある日例のごとくコーヒーを飲ませてもらうために店に寄った、そのときにオーナーの関谷氏から「ちょっと、入り口を改装したいのだが、何かいいアドバイスない?」ともちかけられたのがこのプロジェクトのスタートだ。
12月10日
第一発めの提案に伺う、基本のコンセプトは前回会ったときに大まかなアウトラインは出来ていたので、ほぼ一発でOKが出た、金額なこともあるので早急に見積りにかかるようにした。今回は以前から大変お世話になっている 後藤工務店さんに見積りを依頼することにした、後藤さんはよく人から岩城滉一に似ているといわれるほどの方である。



12月15日
今日は、見積りが工務店さんからあがってきたので、それを持ってお店へ出向いた、前回のお話しでおまかな予算は伺っていたので、希望に添える見積りとなりOKを頂いた、着工は年が明けてからということで、詳細を決めていこうということで、お店を後にした。

12月19日
今日は、後藤さんと現場の寸法を測りに店に出向いた、詳細な図面を起こすのに必要な作業だ。その際、オーナーからファザード全体をリニュアルしたいとの話を受けた、当初は入り口部分だけだったのですが、再度寸法を取り直し再プランといことになった、予算の提示もありその予算内で納めるべく作業を進めなれば、

12且26日
クリスマスも終りすっかり年の瀬モードの街中をファザード全体のイメージを提案にお店へ向かった。基本的には木材を多様したプランなのだか、オーナーの関屋氏は板の貼り方にこだわっているようだ確かに横と縦とでは雰囲気も違ってくるので、(無論予算も変わってくる)年が明けてから両方のイメージを提出することになった、正月休み中にイメージを作る為に、道具一式を抱えての帰省となった。 
横張イメージ
縦張イメージ
2004 1月5日
2004年も無事に明けて仕事始めのこの日オーナーに年始の挨拶の電話を入れてみた、ところがお店を正月休みにして福岡に旅に出ているとのこと、正月は休まずに営業したらしいのでその代休だという、そこでプランの変更案の提示を受けた、入り口の板の貼り方向を縦張りにするということと、向かって左の窓のところは壁にしてガラスのスリットを入れたいとのこと、夜間の通りからの目線がやはり気になるようだ、早速変更案の作成に取りかからないと、13日に最終決定をするということで電話を切った。

1月13日
変更案の図面とパースも作成し準備万端あとはオーナーからの連絡を待った、昼前にオーナーから連絡が入った、昼飯でもどうですかということで腹ごしらえをしてからの打ち合わせになった、昼飯の後に当事務所で変更案の提示を行い一発でOKでが出た、早急に再見積ということでこの日は打ち合わせをあわただしく終えた。

 
1月17日
見積もりが後藤工務店さんから上がってきた、早速オーナーに電話を入れてアポをとった夕方会うことに、見積り金額もオーナーの予算内で納まりOKがでた、後藤工務店の後藤さんも同席し工事の日程の打ち合わせになった、工事は1月の末に行うことで決定した、後は壁の色建具の色を決定するのみとなった、それは又後日ということで、お店のオープン時間になったので夕闇のなかあわただしく店を後にした。
1月27日
1月末で予定していた工事を2月2〜3日に変更を行うことになった、お店の休みを利用しての改装なので、事前の打ち合わせを行わなければということで、外装の色決めと建具の色決めを行った、色は難なく決定ちょうどお昼になったので、近くのインド料理店でランチを取ることにした、そのインド料理店のオーナーとアクアミネラーレのオーナーが知り合いのようで店も手作りという雰囲気のある感じだった、お店の名前を度忘れしてしまった、次回紹介することにします。