延岡市 手打ち蕎麦店改装工事 新規開店 2006年3月〜4月開店予定
2005年12月

話し始めると一昨年の年初めから書かなければならないので省略します、と思ったのですがやっぱり少しだけお話ししましょう、
この方との付き合いは10年以上になるかと思う、昔勤めていた会社の同僚で会社を退職してからも季節の挨拶は欠かしたことがなかった、そんな一昨年の年賀状に「会社を辞めてやりたいことがある、その時は力を貸してください」とのことが書かれていた、早速手紙を書いたしばらくしてからメールが入り逢うことになった。
そして数日後久々に再開した、いやあ何年ぶりだったのだろうか場所を延岡市の西のほうにある「たけうち」という店に場所を移しいろいろとお話しを伺った、「飲食店がしたいんです」とのことであった、何故飲食店?と思ったのだが思い入れは半端ではなかった、そこからこの物語は始まったのでした

たけうち
そんなこんなで、数ヶ月がたちあちこち物件を探しにまわったそのなかで延岡市の西に位置する行縢町にいい土地があった、必ずしも利便のいいところではないのだか私もK氏も気に入った、土地の高低差も面白い「よしここで、とにかく計画しよう」ということになり、早速不動産屋さんに足を運び役所に足を運んだのでした、

そういった中、K氏が修行に熊本県の黒川に行くことになった、蕎麦を極めこの地で蕎麦屋を開きたいとの意向が強まったようだった、K氏単身で家族は延岡に残して半年間修行にいくというのだ、すごいとしかいいようが無かったた。
そして修行に黒川へ旅立たれ休みのたびに延岡へ帰省され打ち合わせを行っていくという日々が1年程続いた、そしていよいよ融資の申し込みとなり結果が出たのだが思わしくなかった、厳しい。

これであきらめるわけにはいかず、新築での開店は諦めテナントで計画し直しましょうという話しになった、それから物件探しに翻弄したがなかなかいい物件にめぐりあえなかった、最後の手段で自宅を改装して開店してはという話しになり自宅での計画に切り替えて計画を行った、そこで問題があったその自宅というのはK氏の義父の名義で改装が可能かという交渉をしてみないとダメだということである、数日後K氏から連絡が入り結果からいうと厳しいとのことだった、またもや道を閉ざされたたかと思ったのだが、ここまできて諦める訳にはいかないということで再度テナントでの展開を視野にしれ物件探しに翻弄した、
黒川にある蕎麦屋
K氏が修行していた店

そんなこんなでK氏の黒川での修行も結局1年半経っていた、2005年の12月には修行を終えて帰省するとの連絡が入った、空き店舗探しも急がなくてはということで休日を利用して不動産廻りをした、そして暮れも押し迫りつつある12月中旬不動産屋さんのファイルを眺めていて妙に気になった物件があった、決して商売には向いているところとは言えないが、ちょっと通りから入り込み隠れ家的な物件だった、
K氏は始め「えー」という感じだったが改装しようによっては面白い物が出来るのではということを説明し早速物件を見にいった、コンパクトでいいかもしれないK氏も気に入りここで計画しようともいうことで不動産屋さんに借りたいとの意思を伝えた、ようやく1歩進んだように思えた、そしてK氏が黒川から帰省された。
今回見つけた物件です、不動産担当の方有難うございました。
そして2006年が明けた、「今年こそはオープンするぞ」とK氏から年賀状をいただいた、正月気分もそこそこに切り上げこの狭い店舗でいかに雰囲気をだすかを不動産屋さんに頂いた既存図面を眺めているところです、